ルメールと同じく新潟開幕週から復帰

　今週で終了する函館開催。ここまでの５週間は横山武が１３勝でトップを走り、鮫島駿、武豊が１０勝で追い掛ける展開となっている。

　前半２週間が終わった福島は戸崎、菅原明が８勝ずつ。４勝で３位の田辺を大きく引き離して、一騎打ちの様相か。

　同じく２週間が終わった小倉は松山が７勝で、２位が西村淳の５勝。本命の川田は４勝だった。

　騎乗数が松山、西村淳のほぼ半分ながら相変わらず高い連対率をキープしていたが、その川田が今週から２週間の休養を発表した。

　１０日に自身のインスタグラムで「身体のメンテナンスに専念するため、２週間競馬を休むことになりました。毎週末のＪＲＡの競馬、平日の地方交流、海外遠征、数年走り続けて来ましたが、身体の方からサインがあり、検査しました。身体のダメージをしっかり抜いて、求められる仕事に応えられるよう、また走り出せる身体で戻って来ます」（原文のまま）とコメント。先週、２勝を上積みし、ルメールに１勝差の８６勝でトップに立ったばかりだった。

　２週間の休養明けは新潟開催。くしくもルメールも現在は休業して“夏休み中”だが、今年は初めて開幕から夏新潟に本格的に参戦する。

　再対決まではリーディング１、２位が不在という異例の２週間になる。