【安田記念】香港ナンバーワンホースを見いだしたのは、あの欧州の名手だった

公開日:2024年6月3日 14:00 更新日:2024年6月3日 14:00

 香港馬はオーストラリアから輸入された馬が多い。実際、もう1頭の参戦馬ヴォイッジバブルはそうだが、ロマンチックウォリアーは香港の中では異色のアイルランド生まれである。

 現在、香港ジョッキークラブの欧州競走馬購買担当をしているのが、日本でも短期免許で騎乗経験があるマイケル・キネーン氏。英ダービー、凱旋門賞などを制した名手が買い付けて、香港のセリに上場。馬主のP・ラウ氏が落としたというわけ。

 そのラウ氏は東京競馬場で観戦。「この後は休養し、次のシーズン(香港は9月に開幕)に備える」とのこと。登録のあった宝塚記念への参戦はなくなった。

 なお、ラウ氏は10年ほどの馬主生活で所有は6頭目とのこと。数少ない中から26億円以上のビッグマネーを稼いだスターが出たのだから、非常に夢のある話である。

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