【オークス】陣営直撃アドマイヤベル上昇ムード
公開日:2024年5月14日 14:00 更新日:2024年5月14日 14:02
「さらに弾みが出てきた感じ」(加藤征師)
アドマイヤベルは1勝クラスで③②着後、フローラSを差し切り。勢いをつけて、大舞台に駒を進めてきた。陣営に意気込みを聞く。
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――フローラSの勝利、おめでとうございます。
加藤征調教師 「ありがとう。デビュー前から言っていたように、第一の目標をフローラS勝ちに置いていたので、まずはクリアできて良かった(笑)」
――レース内容も強かったですね。
「そうだね。自然にポジションを取って前に壁をつくる理想的な運び。最後もしっかり伸びてくれたね。ラスト3F同じようなラップを刻めた点も評価できるんじゃないかな」
――振り返るとその前の2戦、負けたことが不思議です。
「百日草特別は男馬の強い相手(勝ったアーバンシックは皐月賞④着)だったし、フリージア賞は展開のアヤ。そんな状況でも崩れなかったんだから逆に“強いな”と感じたよ」
――中間の雰囲気を教えてください。
「疲れがなかったので調教の立ち上げはスムーズだったよ。元気いっぱいで気持ちも入って走りにもさらに弾みが出てきた感じだよ」
――1週前追い切りは横山武騎手を背にウッドで併せ馬。古馬2勝クラスのヒューゴを大きく追いかけて、最後は1馬身先着の6F84秒0―37秒5、1F11秒7を馬なり。
「オーバーワークにならないように気を付けて負荷をかけるという予定通りの調教ができたよ。ジョッキーも“いい動き”と言ってくれたしね。体にも張りが出て凄くいい状態なんじゃないかな」
――オークスです。見通しを聞かせてください。
「ラップの刻み方、走りから距離はもつと思っている。掛かる面もなくて操縦性もいいしね。芝丈が短くなって時計が速くなっても対応できるはずだし、もっと切れそう。初めてのGⅠでもどれだけやれるか、楽しみは大きいよ」