【ヴィクトリアマイル】調教マル得チェック①

公開日:2024年5月8日 14:00 更新日:2024年5月8日 14:00

ナミュール馬体に細化なく、動き◎

ナミュール   A
 3月のドバイターフ②着後は検疫を経てノーザンファームしがらきへ。栗東から戻ってきたばかりだが、先週日曜に坂路4F55秒8を出して、今週も同じく坂路で4F54秒0、軽く仕掛けたラスト1Fは12秒0。まだまだ余力たっぷりで、この馬らしい反応の良さ、切れがあったのがいい。馬体も細化しておらず、張りも◎。ドバイ帰りでもきっちり仕上がっている印象だ。

スタニングローズは素晴らしい伸び脚でラスト11秒8!

スタニングローズA
 ぶっつけとなった大阪杯⑧着をたたいて上昇ムードだ。先週の脚さばきも良かったが、今週の坂路の動きはそれ以上。最後に仕掛ける内容で4F53秒5、ラスト2F24秒5。とりわけ、最後の1Fは11秒8と素晴らしい伸び脚で、脚力の高さをあらためて印象づけるものだった。馬体も引き締まってバランスの良さも目立つ。ここへ向けてデキは上がってきた。

コンクシェル  B
 中山牝馬Sを逃げ切って初重賞勝ちした後は放牧でケアして4月24日に帰厩。1週前には併せ馬で6F81秒1、1F11秒3をマークし、金曜には岩田望を背にゲートダッシュも確認。そして土曜には6F追いと丹念に乗り込んできた。今週は吉村が騎乗してバランスを確認する程度。全体時計の6F85秒5―37秒5、1F11秒4は目立たないが、これで十分だ。最後まで集中力を持続できており、併走相手を楽に半馬身千切ったように素軽さもあった。好調モード継続といったところだ。

テンハッピーローズC
 京都牝馬S、阪神牝馬Sと使って今回が春3戦目。それでもうまく調整されているため疲れはなく、先週2日もCウッドで7Fから96秒5。前進気勢があって元気いっぱいだ。今週は坂路4F55秒0、ラスト2F26秒3―12秒7。もうやる必要もなく流したために時計は地味でも、脚取りは軽い。馬体のツヤも目立っており、この馬なりに状態を維持している。

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