【訃報】藤岡康太騎手が死去

公開日:2024年4月11日 10:40 更新日:2024年4月11日 10:40

 4月6日の阪神7Rでスウィートスカーに騎乗して落馬した藤岡康太騎手が、10日に死去した。35歳だった。11日にJRAが発表した。

 6日には頭部、胸部の負傷と発表されていたものの、10日朝、兄の藤岡佑が「まだ意識が戻っていません。経過を見ている段階です」と極めて重篤な状態であることを報告していた矢先だった。

 藤岡康太騎手は兄に佑介、父が藤岡健一調教師という競馬一家。2007年に騎手デビューし、同年3月3日に父の管理するヤマニンプロローグで、初騎乗初勝利をマークした。

 09年にはジョーカプチーノでファルコンS、NHKマイルCで重賞、GⅠを初制覇。昨年はキャリアハイとなる63勝を挙げ、マイルCSでは当日の乗り替わりで騎乗したナミュールで14年半ぶりにGⅠ制覇をしたばかり。先月30日にはJRA通算800勝を達成し、今年はすでに28勝と好調だっただけに、この訃報は残念でならない。

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