【皐月賞】ホープフルSを制したレガレイラが76年ぶりの偉業にチャレンジ

公開日:2024年4月8日 14:00 更新日:2024年4月8日 14:00

 桜花賞が終われば次は3歳牡馬の戦いだ。今週は中山でGⅠ皐月賞が行われる。登録馬は別掲の20頭。

 冒頭で牡馬の戦いと表現したが、今年は17年⑦着のファンディーナ以来となる牝馬が参戦。レガレイラに注目が集まる。

 昨暮れのホープフルSは後方待機策でじっくりと脚をためて、直線ははじけた。圧倒的な切れ味で先頭に立って見事にビッグタイトルを獲得。GⅠに昇格して以来、初の女王誕生となった。皐月賞も勝てば、76年ぶり史上3頭目の快挙となる。

 朝日杯フューチュリティS勝ちのジャンタルマンタル。今年初戦の共同通信杯は極度のスローペースに苦しめられたが、②着を確保。3連勝で2歳王者に輝いた実力は本物で、女王に対抗する筆頭となる。

 シンエンペラーは新馬から2連勝で京都2歳Sを制した。続く、ホープフルSでは前記レガレイラに4分の3馬身差敗れたものの、直線入り口からラスト50メートルほどまで先頭キープと力は見せつけた。弥生賞ディープインパクト記念でも②着に好走。中山二千で2戦している経験値を武器に巻き返しを図りたい。

 他にも2歳王者ジャンタルに共同通信杯で土をつけた新星ジャスティンミラノに、弥生賞を制したコスモキュランダ。毎日杯を逃げて6馬身差のメイショウタバル、出遅れながら、上がり最速33秒7の脚できさらぎ賞を勝ったビザンチンドリームなどが参戦する。

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