【大阪杯】ミッキーゴージャス魅力あり

公開日:2024年3月28日 14:00 更新日:2024年3月28日 14:00

良血馬がドラマをつくる

 ミッキーゴージャスに注目だ。

 母にオークス、秋華賞の2冠馬ミッキークイーンを持つ良血は昨春、遅いデビューから未勝利、1勝クラスと2連勝。オークスはさすがに⑭着とはね返されたが、ひと夏を経て、秋には成長した姿を見せた。

 西海賞で0秒1差⑤着の後、夕月特別、修学院Sと連勝を決めた。そして、今年初戦に愛知杯を選んだ。

 7枠12番から中団のやや後方で運び、10→4→2番手と積極的に動いていった。直線では早々と先頭に立ち、その後も脚色は全く衰えない。大外から追い込んだタガノパッションを半馬身差で退けて、重賞ウイナーの仲間入りを果たしている。

 これは今春に引退した名伯楽、安田隆師のラスト重賞V。それも弟子の川田によるメモリアルとなった。その後は放牧を挟み、子息の安田翔師に受け継がれた。

 3月5日に入厩し、コース、坂路で乗り込まれている。先週木曜はCウッド6F84秒4―36秒7、1F11秒3で4馬身先着と鋭い伸びを見せた。今週水曜も5F68秒1―37秒5、1F11秒5と軽快に駆け抜けている。

「悍性の強そうな印象があったので、精神面での戸惑いを最小限にするようにやってきました。今週はオーバーワークにならないように、精神面の安定と走りのバランスの確認。カイ食いは安定しているし、いい精神面で過ごせるようになっています」(安田翔師)

 師が「前走は牝馬限定でハンデ戦のGⅢ、今回は混合戦のGⅠで初めて56キロを背負う。克服しないといけない課題は多い」と話すように壁は厚い。その中、「期待のできる能力は感じているので、それに応えるレースをしてほしい」。父から子息へのバトンタッチVのドラマができるか。

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