【スプリングS】ペッレグリーニ先週よりも良化

公開日:2024年3月13日 14:00 更新日:2024年3月13日 14:00

 2連勝中のペッレグリーニはセントポーリア賞勝ち後、放牧を挟んでここを目標。2月23日に帰厩してからも順調に乗り込まれている。1週前はウッドで5F68秒7―38秒1。ファルコンS出走のオーキッドロマンスに半馬身遅れたが、「もともと攻め駆けしないタイプなんで」とは手塚師。しっかり負荷をかけてきた点は評価できる。けさはウッドでソールオリエンスらとの3頭併せで6F82秒8―37秒4、1F11秒8。ソールには1馬身遅れたが、ラストの伸びは先週より良化した印象だ。手塚師は「中山は初めてだけどコース適性はあると思う。重賞でどれだけやれるか試金石だが、2連勝と上昇気流に乗っているし期待したい」と意気込んでいた。

 ルカランフィーストも若竹賞で豪快な直一気を決めた後は、山元トレセンでリフレッシュ。2月24日に帰厩した。ウッドで6F83秒台を2本マークして、臨んだ直前追いは先週同様の併せ馬。追走する形の併せ馬で6F84秒3―38秒1、1F11秒4。集中力のある走りでいっぱいに追う相手に1馬身半先着した。鹿戸師は「先週の時点からいい雰囲気で走れているし、けさもいい動きだったと思う。ちょうどいい仕上がりになるんじゃないかな。前走の末脚は凄かったし、再度同じ舞台でやれるのもいいよね。好レースを期待だよ」と。

 新馬→ひいらぎ賞を連勝のシックスペンス。この中間も順調で、1週前はウッドで5F65秒5─36秒4、1F11秒5の好時計をマーク。先週にびっしりとやっているから、今週は坂路で4F52秒7─12秒3を馬なり。同厩の3歳エリカリーシャンに1馬身半先着した。国枝師も「いい動きだったし、完璧。1F延長も大丈夫だよ」と。

 栗東組ではジュンゴールドがCウッドで6F84秒6―37秒6、1F11秒8。併走相手に遅れはしたが、力強さがあり、馬体の張りもいい。前走の京成杯では1番人気で⑫着の大敗だが、巻き返せるだけのデキにはある。

 未勝利勝ち直後のログラールも好気配だ。Cウッドでラスト1F11秒5を余力残しでマーク。先週は6F80秒8と負荷をかけた攻め馬も消化しており、前走勝ちの勢いを感じさせる。

 坂路ではウォーターリヒトが4F53秒6、ラスト2F25秒2―12秒5。併走相手には遅れたが、大きく追い掛けてのもので、自身も最後は無理せず。脚さばきには軽快さがあって、決してデキは落ちていない。

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