馬体の張りが目立つダノンティンパニー（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　栗東坂路で活発な動きを見せたのはタマモブラックタイだ。中１週でもしっかりやって４Ｆ５１秒１、ラスト２Ｆ２４秒０―１２秒３をマークし、併走相手に３馬身も先着してみせた。間隔が詰まっての反動どころか、ひとたたきして素軽さが増した印象。上積みありの気配と思える。動きを見守った角田師は「（小倉からの）中１週になるけど、疲れもなかったのでしっかりと。反応が良かったね」と。続けて「最近は千二だと脚がたまらないので千四はいいかも。それに雨が得意な馬。週末まで雨が残れば」と前向きだった。

　年明けのニューイヤーＳでは不利も重なって⑤着だったダノンティンパニーだが敗戦ショックはなく、中間は順調。今週は余裕残しで４Ｆ５４秒７、ラスト２Ｆ２５秒１―１２秒４。時計は平凡も動きは軽快そのもの。馬体の毛ヅヤ、張りも目立っており、満点に近い状態を維持している。

　メイショウホシアイは坂路４Ｆ５３秒２、ラスト２Ｆ２４秒３―１２秒１。ここまでコースで十分に乗り込んでいたから今週は馬なりだが、スピード感があった。昨年１２月以来でも態勢はできている。

　メイショウチタンは坂路４Ｆ５１秒７、ラスト２Ｆ２４秒８―１２秒６。ここまで速い追い切りは先週の１本だけと攻め量は少ないが、今週の動きは活発。イメージ以上に仕上がりは進んでいる。