昨夏の朱鷺Ｓ勝ちも千四だった（Ｃ）日刊ゲンダイ

拡大する

　テンハッピーローズが得意距離で初重賞制覇を目指す。

　これまでの５勝中、千四で４勝。３歳時に１勝クラス、新発田城特別、４歳時にフリーウェイＳ、昨年の５歳時にはリステッド競走の朱鷺Ｓを制している。朱鷺Ｓは逃げ馬と３番手が②③着に残った中、８番手から直線で一気に差し切る強い内容だった。

　阪神で行われた昨年のこのレースにも参戦。中団から進めて、抜群の手応えで４角を回った。“これなら”と思わせたが、直線は前が詰まり、追い出しが遅れてしまった。それで０秒４差⑥着だから、スムーズならもっとやれたに違いない。

　前走後は休養。１月１９日に戻り、乗り込まれてきた。先週はＣウッドでいっぱいに追われて６Ｆ８１秒６―３７秒８、１Ｆ１２秒３。今週も坂路４Ｆ５３秒１―１２秒２としっかりと伸びていた。

「順調にきていますよ。夏場がいいタイプなんですが、去年ほどは冬毛でモコモコしていません。１週前の動きは良かったし、今週の坂路も予定通り。重賞でどれだけやれますか。一歩成長した姿を見せてくれれば」（友道助手）

　アッと言わせる場面があっても。