【きさらぎ賞】ファーヴェント加速ラップでフィニッシュ

公開日:2024年1月31日 14:00 更新日:2024年1月31日 14:00

 東スポ杯2歳S③着以来となるファーヴェントは中間も順調そのもので、前2週はCウッドでの併走追いでしっかりと乗り込まれてきた。今週も文句なしの動きで坂路4F52秒6、ラスト2F24秒3―12秒0。加速ラップを最後まで続けて併走相手に楽々と半馬身先着した。追えばまだまだ時計が詰まる余韻十分で、スピード、力強さを兼ね備えた理想的なフットワークだった。

 未勝利勝ち以来となるジャスティンアースは坂路4F53秒8で、ラスト1Fは馬なりのまま11秒8! 馬場の真ん中を俊敏に駆け上がってきた。勝ってさらに気配上昇といったところ。ここでも期待できる。

 ナムラエイハブは坂路4F52秒6。併走相手の真後ろにつける実戦を想定した攻め内容に馬も応えて、最後は余裕を持って併入。リズミカルな走りでデキの良さがはっきりと分かる。長谷川師は「思い通りの調整。冬毛はちょっと伸びているけど、前走後に(折り合い面の)課題を持って取り組み、不安は減った感じですね。デビュー戦以外は大外枠。真ん中くらいなら折り合いの心配はないですよ」と。

 昨年11月の京都新馬戦を快勝したシヴァースはポリトラックで併せ馬。誘導馬を前に見ながら、コーナーで内から接近すると直線は馬体を併せてフィニッシュ。時計は6F82秒4―37秒2、1F11秒7。調教でそう目立たないタイプで、この馬としては合格点。先週までにハードワークも消化しており、順調そのものだ。

 インザモーメントはCウッドで6F81秒5―36秒5、1F11秒5。直線は内から接近する僚馬と馬体を併せてゴールした。毎週のように併せ馬で乗り込んで活気ある動きで状態面は◎だ。

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間