【シルクロードS】オタルエバー爆走 坂路で4F49秒7

公開日:2024年1月24日 14:00 更新日:2024年1月24日 14:05

 好時計をマークしたのがオタルエバーだ。中山のオープン特別・ラピスラズリSで2連勝を決めて中間の気配も◎。2週前が坂路4F51秒4、そして先週は52秒9をマークしていた。さらに今週は4F49秒7、ラスト2F24秒4―12秒6。馬場が荒れた後半の時間帯に坂路入りする中竹厩舎で、この時計は超抜。スピード感だけでなく、力感ある脚さばきもいい。文句なしの気配の良さで、勢いを感じさせる。

 1勝クラスから3連勝中のバースクライはCウッドでいつものように向正面から入って上がり重点。道中でやや行きたがるところもあったが、うまくなだめてラスト1F11秒4。軽快さ十分にシャープに駆けた。レース間隔はあいたものの、勢いを持続してる。千田師は「上滑りするような馬場で走りづらかったみたいだけど、それでも動きは悪くなかったね。千二に替えてストレスなく走れてるのがこの馬にはいいのかな。あとは荒れた京都の芝でどれだけやれるか」と。

 アグリは阪神Cでの③着後は在厩でここに向けて整えてきた。1週前に新コンビの坂井が騎乗し、坂路4F50秒4、2F23秒9─12秒1をマークしていた。けさも同じく坂井の手綱で登坂。テンから小気味よく、かつ力強いフットワークで4F53秒1、2F25秒0─12秒0を出した。一段階上がった印象だ。安田隆師も「先週、坂井君は重い感じを受けたみたいだけど、けさはシンプルに上がってきた。良かったと思いますよ。どの距離でも自在に走れますからね」と。

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