【アメリカJCC】古豪ボッケリーニに4歳モリアーナなど幅広い世代が激突
公開日:2024年1月15日 14:00 更新日:2024年1月15日 14:00
正月開催の中山を締めくくるのは古馬GⅡアメリカJCC。65回目を迎える伝統の一戦に13頭がエントリーしてきた。
実績ではボッケリーニが一歩リードか。4歳時に中日新聞杯で重賞初制覇を飾ると、そこから目黒記念や鳴尾記念も勝つなど息の長い活躍ぶり。8歳になっても衰え知らずだ。
同じく8歳のマイネルウィルトスは重賞未勝利ながら、GⅡ②着3回、GⅢ②着1回。いまだ年齢を感じさせないパフォーマンスを見せており、タイトルに手が届きそうなところにいる。
前記2頭に加え、GⅢで3勝しているカラテ、中山巧者のラーグルフ、本格化しつつあるチャックネイト、中距離に戻すシルブロンあたりも侮れない。
これらベテラン勢に対抗するのが4歳牝馬モリアーナだろう。
阪神ジュベナイルFではのちの3冠牝馬リバティアイランドに次ぐ2番人気に支持されたほど。昨秋の紫苑Sで鮮やかな差し切りを決め、あらためて実力を証明した。今年はここからさらなる飛躍を目指す。
幅広い世代が集まって混戦ムード。面白い争いになりそうだ。