先週の追い切りにまたがった（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　武豊がターフに戻ってきた。有馬記念には昨年のダービー馬ドウデュースとのコンビで挑む。“レジェンド”がどのような手綱さばきを見せるか、注目が集まる。

――先週、復帰しました。
武豊騎手「思ったよりスムーズというか、違和感なく乗れました。競馬に乗っているのはいいなと。まだ勝っていないので、早く勝ちたいなと思っています」

――リハビリ期間中の秋２戦について。
「秋３戦は凄く楽しみにしていました。それが天皇賞当日に僕がケガをしてしまって。テレビで見て、応援していました。有馬記念は何とか乗りたいな、の気持ちでリハビリしていました」

――１週前追い切りで久しぶりに騎乗。
「天皇賞の１週前以来に乗りました。相変わらずいい動きをする馬だな、が率直な感想。状態は良さそうです。天皇賞の１週前はちょっと重さがあった気も。スタッフからは“良くなっている”と報告を受けて、先週は確かにいい動きでした」

――以前と比較して。
「この秋は左手前をすぐ出してくれるのはいいですね。以前はちょっと右手前ばかりで、左手前をあまり出したがらないところがあった。右回りの中山でいいと思います」

「非常に楽しみにしています」

――６年ぶりにクリスマスイブ決戦です。
「周りから言われて気づくだけですが、ディープインパクト、キタサンブラックで勝った時が１２月２４日。今年もそうかという感じです」

――舞台について。
「中山は２回走って②③着と結果を出してないけど、当時より力をつけてるし、決して右回り、小回りが苦手ではないので。ダービーを勝ってるし、二千五百も大丈夫だと思います」

――そうそうたるメンバーが揃いました。
「昨年はダービーを勝てたけど、凱旋門賞では悔しい思いを。今年も京都記念は勝ったけど、ドバイはレースに出られなかったり。ともに苦しい思いをしてきてるので、すべて晴らせたらいいなという気持ちが強いです」

――意気込みを。
「状態はいいと聞いているし、僕自身も復帰できて、ひとたたきして良くなっていると思うんで（笑）。いよいよ大一番の気持ち。非常に楽しみにしています」