【朝日杯フューチュリティS】2歳マイル王決定戦に重賞勝ち馬4頭を含むスピード自慢が集結

公開日:2023年12月11日 14:00 更新日:2023年12月11日 14:00

 今週も阪神で2歳GⅠが行われる。GⅠ朝日杯フューチュリティSだ。暮れの中山で二千メートルのホープフルSがあるためより2歳マイル王決定戦の色合いが濃く、今年もスピード自慢が集結した。

 重賞勝ち馬は4頭。中でも注目はデビューから2連勝でデイリー杯2歳Sを制したジャンタルマンタル。道中は3番手追走から危なげなく抜け出し②着に2馬身差。鞍上には新コンビの川田を迎え、無傷のGⅠ制覇を狙う。

 出世レースの東京スポーツ杯2歳Sを制したのがシュトラウス。父がモーリス、母ブルーメンブラットともにマイルGⅠ勝ちの良血馬で、距離適性は抜群。父、母に続きGⅠウイナーとなるか。

 セットアップは札幌2歳Sで②着に4馬身差の完勝。その後は放牧に出されて3カ月半ぶりとなるが、先週は美浦のウッドで1F12秒0と上々の動き。今回は初距離のマイルがポイントとなる。

 同じく距離がカギとなるのが小倉2歳S勝ち馬のアスクワンタイム。初の千四だった前走が⑩着だっただけに、さらに距離が延びるマイル戦がどうでるか。

 重賞ウイナー以外ではデビュー2連勝で、コスモス賞では②着に1秒差をつけたエコロヴァルツに、新馬→秋明菊賞を連勝でルメールが手綱を取るダノンマッキンリー。デイリー杯②着のエンヤラヴフェイス、ベゴニア賞を上がり33秒3で決めたオーサムストロークらも素質は見劣らない。

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