けさの３頭併せでビッシリ

ここからグイッと伸びて先着した（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　衝撃のレコードから中３週。レース２日後から放牧で馬体などをチェックしてから、美浦に戻ってきたのが１１月１０日。そこからも至って順調だ。ハードな攻め馬をする木村厩舎流だが、今回もそのレールからは外れていない。

　１週前は長めからウッドで７Ｆ９７秒７と負荷をかけると、けさは５Ｆ６７秒５―３７秒８。３頭併せの真ん中で直線はタイトに鼻面を並べ、鞍上は動かなくても馬が自らググッと反応して、馬なりのまま１Ｆ１１秒３で首先着した。

　帰厩当初は手前の変換やバランスの修正が必要だったが、先週の時点でそれも解消。目に見えない疲れはあるかもしれないが、少なくとも歩様や動きから受ける印象は馬体が引き締まり、腰の緩みもなく、前走より一段上がっている。

　ＧⅠ６連勝に向けて、視界は良好だ。