今週はＧⅠの中休み。とはいえ、東西で４重賞が行われる。

　東京ではＧⅡアルゼンチン共和国杯。２２頭がエントリーしてきた。

　中心となるのは友道厩舎勢か。

　まずヒートオンビートは春に同舞台の目黒記念を差し切った。秋は京都大賞典を経てここへ。タイトル上積みを目指す。

　８歳となったユーキャンスマイルも健在だ。前走の新潟記念で②着に入っている。３度目の挑戦でＧⅡ２勝目となるか。

　アーティットも侮れない。僚馬と走った目黒記念で重賞の壁にはね返されたが、大阪―ハンブルクＣではタフなレースをモノにした。ハンデ差次第で逆転もありうる。

　ディアスティマも目黒記念に出走し、逃げ粘って前記ヒートオンビートと頭差②着と接戦を演じた。力差はない。

　他にも京都大賞典で復調の兆しが見えたアフリカンゴールド、ＧⅠ好走実績があるテーオーロイヤル、長期休養明けを使いつつ調子を上げているマイネルウィルトス、５歳を迎えて本格化に近づいているチャックネイトなども圏内だろう。

　ハンデ戦らしく面白い一戦となりそうだ。