【菊花賞】モレイラが仕上がり、距離に太鼓判 タスティエーラ万全
公開日:2023年10月18日 14:00 更新日:2023年10月18日 14:00
ダービー馬タスティエーラが万全の態勢だ。
夏場を充電にあてて9月21日に帰厩。ラスト1冠に向けて、熱心な乗り込みが進められてきた。
1週前にはウッドの併せ馬で豪快に3馬身先着して、6F80秒5―35秒9、1F11秒2の好時計をマーク。「自分からハミを取って、すんなり無理なく加速してました」とは堀師で、順調な仕上がりをアピールした。
けさはモレイラを背にウッドで3頭併せ。道中は最後方を追走して、4コーナーで内に入ると直線入り口では首差ほど出てたくらい。引っ張り切れない手応えのまま推進力のある走りで、ゴールでは半馬身先着した。
時計は6F81秒4―36秒2、1F11秒7。輸送も控えているため、終始馬なりでのもの。それでも楽にこの数字をマークしてくるのだから、やはり脚力は凄い。
首さしから腹構えとムダ肉がなくすっきりと映るくらいだし、落ち着きがあるのもいい。これなら休み明けでの三千メートルも十分に克服できそう。2冠に向けて視界良好だ。
○…けさが初騎乗のモレイラは「フィットネスの部分と動きもすべて含めて、凄く良かったです。非常にクレバーでコントロールが利いて、指示通りに動いてくれました」と好感触だ。ブッツケでの三千メートルについても「しっかり出来上がってるし、休み明けの感じはない。リラックスして走れるので、長距離も問題ない」と。