【秋華賞】リバティアイランド3冠達成へ
公開日:2023年10月10日 14:00 更新日:2023年10月10日 14:00
今週から3週連続のGⅠで、秋競馬がどんどん盛り上がる。まずは秋華賞。リバティアイランドが牝馬3冠達成に挑む。
新馬勝ち後に臨んだアルテミスSこそ②着だったが、それからは圧巻の競馬が続く。阪神JFは中団から外に持ち出して、2馬身半差の差し切り。桜花賞では後方からの競馬も何のその、最速の末脚を繰り出して直線一気を決めた。
続くオークスは道中、先行勢を見るところで進めた。そのまま直線を向いて、満を持して追い出されるとグングン伸びた。残り1F過ぎで先頭に立ち、あとは離す一方。6馬身差をつけてフィニッシュだ。
夏場はノーザンファームしがらきに放牧へ。9月12日に戻り、ここに向けて仕上げられてきた。先週木曜は川田が手綱を取り、6F81秒5―35秒5、1F11秒0をマークしている。
「予定通り、順調に乗り込むことができました。落ち着いた雰囲気にあるのはいいこと。休み前と変わらず、馬体もよく見せてます。夏に力をつけた未対戦の馬もいるし、展開に左右されがちな京都内回り。難しいレースになるかもしれませんが春に続けて好結果が得られるよう準備していきたいです」(福永助手)
1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、10年アパパネ、12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイ、20年デアリングタクト。これまで6頭が偉業を成し遂げてきた。並ぶべく、どのような走りを見せてくれるだろうか。