【京都大賞典】昨年Vのヴェラアズールら6歳世代が中心

公開日:2023年10月2日 14:00 更新日:2023年10月2日 14:00

 西は京都に舞台を移して、月曜日にGⅡ京都大賞典が行われる。今年は3年ぶりに本来の京都での開催。こちらも秋GⅠを占う意味でも重要な一戦となる。

 中心となるのは6歳世代。ヴェラアズールは昨年、重賞初挑戦で挑んだここで見事にV。続くジャパンCも制して一気にGⅠウイナーの仲間入りを果たした。その後はやや不振続きだが、もともと決め手のあるタイプ。京都の外回りはマッチする印象だ。連覇なら00、01年のテイエムオペラオー以来となる。

 ディープボンドは天皇賞・春で3年連続の②着。GⅠではあと一歩届かないが、GⅡでは〈4002〉。やはり中・長距離路線で現役トップクラスなのは間違いない。悲願のGⅠ制覇のためにも前哨戦のここでぶざまな競馬はできないか。

 ヒートオンビートは春の目黒記念勝ち馬。母に桜花賞馬マルセリーナを持つ良血が6歳にして初の重賞タイトルを手にした。鞍上はレーンから乗り替わりになるが、〈2310〉と好相性の川田とのコンビなら重賞連勝も十分狙える。

 その他の世代では昨年②着の7歳ボッケリーニに、マーメイドS勝ち馬の5歳馬ビッグリボン。札幌日経OPは②着に6馬身差の圧勝だった4歳の上がり馬ブローザホーンなどに注目したい。

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