阪神では菊花賞トライアルのＧⅡ神戸新聞杯が組まれている。１３頭がエントリーしてきた。

　春の実績馬ではハーツコンチェルト。青葉賞②着でダービーへの優先出走権を獲得すると、大舞台では［１４］［６］［６］と道中で脚を使いながら直線もしぶとく伸びた。タスティエーラ、ソールオリエンスの首、鼻差③着。秋の好発進を決めたい。

　シーズンリッチは毎日杯で馬群を割って伸びて差し切り。早い時点で阪神遠征をクリアしているのは大きい。ファントムシーフは共同通信杯で好位から押し切った。重馬場の皐月賞では向正面で右トモを落鉄しながら③着を確保している。サトノグランツはゆきやなぎ賞、京都新聞杯を連勝。長く脚を使うのが持ち味だ。重賞ウイナーの３頭はダービーでは⑦⑧⑪着だった。秋初戦はどんな走りを見せるか。

　ナイトインロンドンは東京の未勝利、１勝クラスに続き、札幌の阿寒湖特別も決めた。ロードデルレイは新馬、つばき賞勝ち後、外傷で半年ぶりの赤倉特別も制して負けなしの３連勝。サスツルギは新緑賞、木曽川特別と２連勝。勢いのある馬からも目が離せない。