【ローズS】春クラシック組と夏の上がり馬が本番への権利をかけて激突
公開日:2023年9月11日 14:00 更新日:2023年9月11日 14:00
今週は土、日、月の3日間開催。東西で3歳3冠最終戦のトライアルが組まれている。
日曜阪神で行われるのは秋華賞TRのGⅡローズS。近年は本番直行が結果を出すことが多くなり、以前ほど活躍馬を出していないが、今年は4年ぶりに本来の阪神千八芝での開催。本番へつながるレースとなるか。
春クラシック組からはオークス④着のラヴェルが参戦。2歳時のアルテミスSでは女王リバティアイランドに唯一、土をつけたのがこの馬。ラスト1冠で再度女王を負かすためにもここで結果を出したいところ。
春はフローラS②着からオークスに駒を進めたソーダズリング。月1走で4戦目という厳しいローテに発馬直後に接触する不利もあり⑧着に終わったが、あれが実力ではない。半兄ソーヴァリアントは3歳秋のチャレンジCで重賞初V。ハーツクライ産駒の妹もここからが本番だ。
上がり馬ではコンクシェルに注目。前2戦がともに②着に5馬身差で2連勝。まだ2勝クラスを勝ったばかりだが、春よりも確実に力をつけているだけに、ここでどこまでやれるか試金石の一戦となる。
他にも未勝利→1勝クラスを連勝中のブレイディヴェーグをはじめ、ブライトジュエリー、アンリーロード、ココナッツブラウンら本賞金900万円の馬たちもここで本番への権利取りを狙う。