【関屋記念】牝馬アヴェラーレ猛暑の中でも活発な動き

公開日:2023年8月9日 14:00 更新日:2023年8月9日 14:00

 美浦ではアヴェラーレが活発な動きを見せた。

 京王杯SC④着後は放牧を挟んで、7月13日に帰厩。ここを目標に順調に乗り込まれてきた。

 1週前にはウッドで長めから負荷をかけて6F82秒9―38秒3。先週日曜にも5F68秒7―37秒9、1F11秒4と猛暑が続く中でも意欲的に追われている。

 けさはウッドの向正面から入り、道中は最後方を追走。直線を向くと外のリアグラシア(3勝クラス)を前に置く形で、中のチェルヴィニア(2歳未勝利)と併せた。

 前とは2馬身差があったが、軽く仕掛けただけで機敏に反応。きっちり併入に持ち込んでフィニッシュした。

 時計は5F67秒7―38秒1でラスト1Fは11秒3の速さ。牝馬で輸送を控えていることを考慮すれば、時計的にはこれで十分。落ち着きがあって道中の折り合いはスムーズだし、切れのある動きが目を引いた。

 3カ月ぶりでも体に太め感はなく、重賞初制覇を狙える仕上がりだ。

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