【函館記念】巴賞組に昨年の①②着馬も参戦
公開日:2023年7月10日 14:00 更新日:2023年7月10日 14:00
今週は土日の函館で2重賞が組まれている。日曜は“サマー2000シリーズ”第2戦のGⅢ函館記念。今年は21頭がエントリーしてきた。
まず注目はアラタ。前走は先行した3頭が②~④着と前有利の展開を離れた4番手からまとめて差し切った。春は中山金杯で鼻、頭、首差の④着。金鯱賞も0秒3差③着と重賞Vまであと一歩のところまできている。昨年このレースは⑥着に終わったが、臨戦過程が順調な今回は重賞初制覇となるか。
巴賞組からはドーブネも。3~4コーナーの中間で進出を開始して直線は先頭に躍り出た。切れるタイプではなく、最後は決め手の差で②着も、見せ場はたっぷり。展開次第ではチャンスもある。
ブローザホーンは2連勝でオープン入りを果たした。母譲りの道悪巧者で、前走は不良馬場を物ともせず5馬身差の圧勝だった。道悪になれば面白い存在。
昨年は0秒2差②着のマイネルウィルトス。そこから丸1年休養を挟んだものの、〈0201〉とテッポウが利くタイプだし、上位争い必至の実力はある。
他に昨年の覇者ハヤヤッコ、日経新春杯で0秒1差②着のキングオブドラゴンらがスタンバイしている。