特大配当に久々の勝利、初勝利…想定外の話題で盛り上がった日曜福島
公開日:2023年7月10日 14:00 更新日:2023年7月10日 14:00
2日遅れの“七夕”デーとなった日曜の福島競馬。七夕の願いがかなったわけではないだろうが、想定外の話題で多いに盛り上がった。
まずは4Rの3歳未勝利。①着が13番人気のボールドトップで②着に10番人気のダズリングダンスが入線。③着1番人気のベルウッドムサシとの3連単227万5680円も高配当だが、すごかったのが枠連の14万9110円。これは1970年2月22日に記録した枠連最高配当(12万3410円)を53年ぶりに更新した。
さらに7Rでは武士沢が1番人気のピックアップラインでV。4月の中山では11番人気②着するなど、穴騎手として“仕事”はしていたものの、実はこれが今年初勝利。それどころか①着は昨年の6月12日以来。デビュー27年目のベテランにとって、うれしい久々の美酒となった。
最後はメインを制した幸だ。七夕賞の勝利で重賞は45勝目となったが、福島での重賞勝ちは初めて。本人は「言われてみればそうかもしれませんね」とあまり気にした様子はなかったが、これでJRA全10場での重賞制覇は札幌、函館の北海道を残すのみ。過去6人が達成した大記録にまた一歩近づいた。