【CBC賞】マッドクール中心も人気薄の激走に要注意
公開日:2023年6月26日 14:00 更新日:2023年6月26日 14:00
4年ぶりに中京での施行
上半期のGⅠが全て終了し、いよいよ夏競馬も本番。東は福島、西は中京に舞台を移す。開幕中京のメインはサマースプリントシリーズ第2戦のGⅢCBC賞だ。
前2年が小倉、3年前が阪神での施行で、本家中京で行われるのは4年ぶり。今年のメンバーは別掲の14頭。中心となるのはマッドクールだ。昨夏に6F芝を使い出してからは5戦4勝③着1回。その③着が重賞初挑戦だったシルクロードSで勝ち馬とは0秒1差だった。前走の春雷Sではトップハンデを背負ってのV。しかも②着がサマースプリントシリーズ初戦の函館スプリントSを制したキミワクイーンだから価値あり。ここで重賞初Vとなるか。
実績上位ならトゥラヴェスーラ。重賞勝ちはないものの、高松宮記念で④④③着。同舞台のGⅠで好走例があるのは心強い。前走の京王杯SCは⑫着も1F長い千四もあったか。得意の舞台に替われば巻き返し十分。
他にも鞍馬Sを上がり3F34秒2で差し切ったエイシンスポッターに、昨年の勝ち馬テイエムスパーダなどスピード自慢が集結。また、20年は13番人気のラブカンプー、21年も8番人気ファストフォースが勝つなど、ハンデ戦らしく波乱の傾向も。人気薄の激走にも注意したい。