【函館スプリントS】昨年の函館2歳S馬ブトンドール気配上々

公開日:2023年6月7日 14:00 更新日:2023年6月7日 14:00

 ブトンドールは1週前に栗東坂路で4F52秒9―11秒3の速い時計を出してから函館へ。到着後も順調そのもので、火曜日にも馬場入りして追い切りに備えていた。ほぼ態勢が整っているからだろう、けさは芝コースで単走。テンはゆっくり入って4Fから加速、徐々にスピードを上げて、最後は回転を速めて51秒5―37秒9、1F11秒7でフィニッシュした。トモのボリュームが素晴らしく毛ヅヤも上々。コンディションは文句なしだ。

 トウシンマカオは芝で鮫島駿がまたがり、僚馬を1秒以上追いかけてスタート。残り1Fでも1馬身ほど後ろだったが、たたき出されるとグイグイ伸びて大きく先着の5F61秒3―34秒0、1F11秒1の猛時計を出してきた。大きなフットワークで迫力満点。絶好調をアピールした。

 ウォーターナビレラも芝コース。3頭併せの最後方からリズム良く進めて直線では最内へ。追われる相手を尻目に自らグッと前に出て最先着の5F66秒4―37秒5、1F11秒5。さばきも軽く、気合乗りの良さも目立つ。

 キミワクイーンは横山武を背にウッド入り。折り合い良く先行する僚馬を追い掛けて直線では内へ。軽く仕掛けるとスッと抜け出して1馬身先着した。5F69秒4―40秒4、1F13秒1の数字自体は目立たないが、反応は抜群だった。

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