【エプソムC】ジャスティンカフェ初重賞取り

公開日:2023年6月6日 14:00 更新日:2023年6月6日 14:00

安田翔厩舎は東京と好相性

 ジャスティンカフェが東京で初重賞制覇を目指す。

 安田翔厩舎は先週までにJRAで114勝を挙げている。競馬場別の勝ち鞍は次の通り。

札幌=3勝  函館=6勝
福島=2勝  新潟=10勝
東京=18勝 中山=3勝
中京=13勝 京都=8勝
阪神=32勝 小倉=19勝

 東京が3番目に多い。全成績は〈18 9 15 61〉で勝率・175、連対率・262、③着内率・408と信頼性が高く、勝率では2番目の函館の・118を大きく引き離している。

 重賞はワンダーリーデルで2019年武蔵野S、キングオブコージで20年目黒記念と2勝。オープン特別も4勝を挙げており、中身も濃い。

 ここのジャスティンカフェは昨年、小豆島特別、湘南Sと連勝してオープン入りを決めた。その後は重賞に挑戦して、エプソムC④着、毎日王冠②着、マイルCS⑥着、東京新聞杯④着、ダービー卿CT②着と上位争いを演じてきた。いつ先頭ゴールを決めてもいい力を持っている。

 前走後は山元トレセンに放牧を挟んで調整。先週の安田記念は補欠の2番目タイで、早くにここへ目標を切り替えて仕上げられてきた。先週は水曜に坂路4F54秒1―12秒6を出すと、金曜にはCウッド6F85秒0―37秒4、1F11秒5。大きく先着して、好調子をアピールした。

「昨年は湘南Sで走り切ったというレースをしただけに、疲労回復に努めた後に立ち上げる点で難しさがありました。今年の方が臨戦過程はいいですよ。これまでリラックスさせることに苦労したタイプ。今は収まりがついている。成長ととらえて、いい方に出てくれれば」(安田翔師)

 期待が大きく膨らむ。

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