【天皇賞・春】タイトルホルダー5歳になって完成し、さらに存在感が増す

公開日:2023年4月26日 14:00 更新日:2023年4月26日 14:00

 日経賞で8馬身差をつける圧勝劇。5歳初戦で再び存在感を示した。昨年と同じローテーションでも、今年は何のトラブルもなく極めて順調だ。

 そのまま在厩で4月7日に坂路で乗り出すと、1週前には横山和を背にウッドで6F80秒3―36秒0、1F11秒2。この時点でも軽快なフットワークを見せており、走りにブレがない。「これが完成なのか分からないけど、グニャグニャしてたのがしっかりしてきました」と栗田徹師も成長を実感している。

 けさも主戦が乗り、角馬場↓ダートで入念にウオーミングアップした後にウッドへ。併せ馬で追走して内に潜り込み、6F82秒7―37秒9、1F12秒1。微調整程度で最後まで手が動くことはなかったが、しっかりとした脚取りで駆け抜けた。体の張りも良く上積み十分で、連覇に向けて視界良好と言っていい。

○…共同記者会見に臨んだ横山和は「1週前でしっかり動かして、けさはどのように体の動かし方や気持ちが変わったか。輸送もありますし、セーブするようなイメージです。機嫌が良さそうで、道中の雰囲気も先週より良くなっていますね」と好感触を伝えてくれた。「あとはいつも通り、タイトルホルダーと呼吸を合わせて走ってこれたら」

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