【桜花賞】リバティアイランド主役は譲らない
公開日:2023年4月4日 14:00 更新日:2023年4月5日 12:32
リバティアイランドが2歳女王に続いて、桜の女王の称号を目指す。
父は皐月賞、ダービーの2冠馬ドゥラメンテ、母は豪州の2歳&3歳女王に輝いたヤンキーローズ。期待の良血馬は昨夏のデビュー戦を3馬身差Vで飾った。ひと息入れた秋のアルテミスSこそ直線で進路がなくなり首差②着と涙をのんだが、暮れの阪神ジュベナイルFで雪辱を果たした。
5枠9番から道中は中団を追走。4角で外に持ち出して、抜群の手応えで直線へ。ゴーサインが出ると一気に伸びた。残り1Fで先頭に立ち、そのまま2馬身半差のフィニッシュだ。
勝ちタイムは1分33秒1。前日の古馬リステッド競走、リゲルSより0秒5速い。レース内容に加えて、数字も優秀なものだった。
その後はノーザンファームしがらきでリフレッシュ。ここを目標に仕上げられている。
2週前の水曜に坂路4F52秒4―11秒9をマーク。先週木曜はCウッド6F84秒6―37秒8、1F11秒7で駆け抜けた。
福永助手は「不安なところはなく、順調にきています。帰厩してすぐに比べて、カイバ食いも良くなってきた。馬体をふっくらと見せて、落ち着いた雰囲気にあるのもいいですね」と話す。
一昨年のこのレースはソダシが阪神JF①着以来でレコード勝ちを演じた。19年には朝日杯FS③着のグランアレグリアがやはりテッポウ勝ちを収めている。
「阪神JFの走りを見れば、この舞台に自信が持てますからね。ここまで3戦で馬の良さを引き出してくれたジョッキーがいいレースをしてくれるだろうと期待してます」
どのようなパフォーマンスを見せるか、楽しみがどんどん膨らむ。