【日経賞】アスクビクターモア「いい形で牧場から引き継げた」(田村師)
公開日:2023年3月22日 14:00 更新日:2023年3月22日 14:00
今年は2頭の菊花賞馬が激突。けさはともに最終追い切りに臨んだ。まず最初に姿を見せたのが強い4歳世代のアスクビクターモア。5カ月ぶりだが「山元トレセンからいい形で引き継げた」と田村師が言うように、ウッドで迫力満点の走り。5F65秒7―36秒7、1F11秒3をマークした。直線もシャープな伸び脚で、パワーアップがうかがえる。
続いて、5歳を迎えたタイトルホルダー。アスクより1週早い2月15日に帰厩しており、仕切り直しの一戦に向けて入念に調整されている。今週も横山和を背に5F64秒1―36秒0、1F11秒2の好時計。3頭併せの最後方を進みリズミカルなフットワークで各馬に先着した。「有馬記念と比べて気持ちと体のバランスが良くなっています」とは栗田徹師だ。