【阪急杯】サウジを辞退して臨むグレナディアガーズ中心

公開日:2023年2月20日 14:00 更新日:2023年2月20日 14:00

 阪神では日曜にGⅢ阪急杯が行われる。GⅠ高松宮記念(3月26日)の前哨戦で、前10年ではシルクロードS(6頭)に次ぐ5頭が本番でも連対している。一昨年のスプリンターズS覇者のピクシーナイトがここから復帰予定だったが、先週の調教後に歩様が乱れたため回避。有力馬がいなくなったことは残念だが、まだまだ注目馬はいる。

 筆頭は20年の朝日杯FS勝ち馬グレナディアガーズ。阪神芝千四は〈2100〉。21年阪神Cを制した得意舞台だ。選出されていたサウジの1351ターフスプリントを辞退しての参戦だけに負けられないところか。

 アグリは休養を挟んで3連勝でオープン入り。特にここ2戦は芝千四で4馬身差、1馬身半差の快勝。距離のスペシャリストとして頭角を現してきた。重賞初挑戦でも勢いは侮れない。

 ルプリュフォールは追い込み一辺倒で展開に左右されるが、同舞台のスワンSで③着。前走の阪神C⑬着は直線で進路がなかったため参考外。ハマればまとめて面倒をみていい決め手がある。

 他にも21年アーリントンC勝ち馬ホウオウアマゾンに、千四の前走トリトンSで3馬身差圧勝だったサトノラムセスあたりもチャンスありだ。

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