【アメリカJCC】ノースブリッジ魅力たっぷり
公開日:2023年1月19日 14:00 更新日:2023年1月19日 14:00
「馬はすごく元気です」(奥村武師)
ノースブリッジに注目だ。
昨年の前半戦は3カ月ぶりのアメジストSを逃げ切ってオープン入りすると、3カ月半ぶりのエプソムCを押し切り、重賞ウイナーに輝いた。後半戦は4カ月ぶりの毎日王冠で⑤着。スタートで後手を踏んで後方からになったが、レコード決着の中、0秒4差まで追い上げている。中2週の天皇賞・秋は⑪着で1年を終えた。
奥村武師は「天皇賞は残念ながらまだ上位にかなわなかったけど、テンから仕掛けて行っても折り合って運べていた。鞍上も距離に関して“まだ延びても大丈夫”と言ってくれました」と話す。
レース後はいつものパターンで放牧には出さずにじっくりと調整。順調に乗り込まれ、ここ2週は岩田康が追い切りに駆け付けている。今週はウッド5F67秒4―37秒7、1F11秒6。6馬身ほど追走し、楽な手応えで首先着した。
「ここへ向けてしっかり疲れを取って始動できたことで、すごく馬は元気です。スタンドで見ていても、すぐに分かるくらい切れのある動きをしている。今週はとにかくやりすぎないようにして、時計も予定通りです」
中山二千二百はセントライト記念⑩着以来。この時は内で窮屈になり、力を発揮できなかった。
「強い内容だった葉牡丹賞やケイコの感触から右回りの方がコーナーでも軸がぶれずに走れていいように思うんですよ。ここでどんなレースができるか、あらためて楽しみにしています」
2つ目のタイトル奪取といきたい。