【東海S】混戦ムードのダート路線に新星誕生期待
公開日:2023年1月16日 14:00 更新日:2023年1月16日 14:00
中京では日曜にGⅡ東海Sが行われる。23年初のダート重賞で4週後に行われるGⅠフェブラリーSの前哨戦ともなる。
ダート路線は、暮れのGⅠチャンピオンズCで絶対王者テーオーケインズが敗れ、ダート転向4戦目のジュンライトボルトがV。混戦ムードになるから、ここも新星登場を期待したい。
まず、6歳ハギノアレグリアス。屈腱炎で1年8カ月の休養があり、まだキャリアは10戦。ただし、ダートは9戦5勝、②着2回。重賞初挑戦となった前走のみやこSでは頭差②着だから、かなりの素質を秘めている。2戦2勝の中京コースで重賞初Vとなるか。
5歳のクリノドラゴンは逆に2~4歳で28戦のたたき上げタイプだ。昨年9月に休み明けで3勝クラスを卒業すると、シリウスS、JBCクラシックで連続④着と好走。前走の浦和記念で重賞初Vを挙げた。その前走がまくり差し。決め手勝負のタイプだけに、中京の長い直線も好材料となりそうだ。
実績馬で筆頭格はオーヴェルニュ。中京3勝のコース巧者で東海Sも過去2年参戦して①②着と相性抜群。強力なライバルとなる。また、昨夏の小倉千七・プロキオンSの勝ち馬ゲンパチルシファーにも注目したい。