伏兵の好走が何度も
阪神Cは前走でマイルを走っていたクチに注目だ。過去10年間の前走距離別成績は次の通り。
① ② ③ 外 ③着内率
千 0 0 0 1・000
千二 2 3 1 48・111
千四 1 1 2 37・098
千六 6 5 5 50・242
千八 1 0 1 4・333
二千 0 1 1 1・667
二二 0 0 0 1・000
千二からの距離延長や同距離の千四組よりも、距離を短縮してきた組の成績がいい。特に千六組が6勝、②着5回、③着5回。③着内に来た30頭のうち、実に16頭を占めている。
1頭も馬券に絡まなかったのは15、18年だけ。ワン・ツーが19、21年の2回あり、12、13年には①~③着を独占した。
もちろん、人気サイドだけではなく伏兵も。特に前記の13年は強烈だ。
8番人気リアルインパクトが逃げ切り、2番手追走の10番人気ガルボが②着。③着には道中、好位で進めた7番人気クラレントが食い込んだ。いずれもマイルCS⑩⑭⑪着からの巻き返しで、3連単32万8560円とビッグ配当に。
リアルインパクトは翌14年もキャピタルS⑥着から臨み、8番人気で押し切って連覇達成。②③着が3、5番人気でも3連単21万3360円だ。
他にも12年はマイルCS⑦⑯⑫着のサンカルロ=3人、ガルボ=14人、ファイナルフォーム=2人の順で決まった。人気サイドと伏兵の組み合わせで、3連単28万4680円といった具合。
今年の登録馬で、前走マイル組は5頭。キングエルメス(キャピタルS⑥着)、トリプルエース(キャピタルS②着)、バスラットレオン(武蔵野S③着)、ラウダシオン(富士S⑧着)、ロータスランド(マイルCS⑧着)だ。上位独占まであるかも!?