木津の見解

【日曜函館12R・函館道新スポーツ杯】木津の見解と厳選!厩舎の本音

公開日:2021年7月10日 17:00 更新日:2021年7月10日 17:00

 自己条件に戻るゴールドチャリスを見直す手。前3走は重賞で相手が強く、距離も長かった。ベストは千二。2歳時の中京2歳Sは中団でしっかり脚をためると直線ではじけて突き抜ける強い競馬。間隔をあけて馬体を回復させたのも好材料。

【厳選!厩舎の本音】

グッドワード
 畑端調教師 勝…

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木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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