木津の見解

【土曜函館10R・恵山特別】木津の見解と厳選!厩舎の本音

公開日:2019年6月28日 17:00 更新日:2019年6月28日 17:00

 ミモザイエローが惜敗続きにピリオドを打つ。前走の遊楽部特別では発馬で後手を踏んだうえ、直線入り口で内の馬が膨らんで大外へ振られる不利。それで勝ち馬と0秒3差なら、古馬相手でも十分に勝ち負けできる計算が成り立つ。

【厳選!厩舎の本音】

フラル
 津島調教助手 前走は間隔をあ…

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木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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