【エプソムC】ソーグリッタリング3連勝だ ステイ産駒ついに開花
公開日:2019年6月4日 17:00 更新日:2019年6月4日 17:00
ソーグリッタリングが3連勝を目指す。
父は重賞4勝のステイゴールド。自身が6歳で初タイトルの目黒記念、7歳で初GⅠの香港ヴァーズを制したように、産駒も晩成型が多い。
ウインブライトは5歳の今年、重賞3連勝でQE2世C勝ち。フェノーメノは4、5歳の春の盾連覇。レインボーラインは5歳春に阪神大賞典→天皇賞を連勝。8歳の今も勝ち続けるオジュウチョウサン……といった具合。オルフェーヴル、ゴールドシップこそクラシックを取り、3歳時から大活躍したが、古馬になってからも進化を続けた。
ソーグリッタリングもそうなる可能性が高い。
2歳時は未勝利勝ち、3歳時は平場五百万、一千万と2勝、4歳時も一千万特別、長岡京Sと2勝を挙げた。そして5歳の今年は六甲S→都大路Sとオープン特別をブッコ抜いている。
池江師が話す。
「前回は安心して見ていられましたね。ええ、着差以上に強かった。もともと評判になっていたように、能力は高かったんですよ。メンタルの部分が成長しました」
連勝を決めた後は厩舎で調整。5月26日に坂路4F58秒3をマーク。30日にはCウッド6F83秒0―38秒2、1F11秒8で1馬身先着した。
「動きは良かったですね。抜け出した後もソラを使わなかったし、成長してきてる感じです」
重賞に挑戦するのは京都2歳S⑤着以来。約2年半ぶりになる。
「東京は若い時に勝っている。直線の長いコースは合ってますよ。ここで結果を出せれば、秋がさらに楽しみになります」
鞍上は“今が旬”のダービージョッキー、浜中だ。都大路Sは直前の落馬負傷で手綱を取れなかった。再度コンビを組んで結果を出す。