【七夕賞】絶好調の田辺が導いたアスクナイスショー充実ぶりと今後
公開日:2026年7月13日 14:00 更新日:2026年7月13日 14:00
福島重賞7勝目は現役トップ
さすがはホームということか。福島で行われた七夕賞を制したのは田辺鞍上のアスクナイスショーだった。
まさに“田辺の夏”と言ったところだろう。
昨年9月の骨折によるプレート除去手術を受けて4週ぶりの実戦復帰だったのが、今開催の福島開幕週。いきなりラジオNIKKEI賞のサノノグレーターで重賞制覇を飾れば、その翌週は14年以来となる久々の“ナツコク”に遠征。それも日曜のみ、北九州記念1鞍だけだったが、きっちりヨシノイースターを③着に持ってきて馬券に貢献してみせた。
そしてきのうの七夕賞でも手綱が冴えた。
スタートからハナを主張したのが内のショウナンマグマ。そこで無理に固執せずに2番手に。それでも道中はうまく折り合っていたから、脚もしっかりとたまった。
ショウナンが脚をなくし、早々と先頭に立つ形になりながらも、直線は危なげなし。最後は余裕を持って2馬身半差での勝利だった。
これで田辺は夏の福島で行われた2重賞をともに制覇。通算で福島重賞は7勝目となり、柴田善、戸崎を抜いて現役最多勝にもなったから“自分の庭”というしかない。
鞍上のコントロールも抜群だったが、アスクナイスショー自身も「最近はもうひと踏ん張りが利くように。じっくり育ててくれた甲斐があった」と田辺が話す通りに成長している。
4歳の昨シーズン1月に2勝クラスを勝ち上がって、今年は年明けに勝利し、オープン入り。日経賞挑戦は⑩着に終わったが、重賞2戦目の七夕賞でタイトルを手にしたのだから充実している。
ここまでの勝利は中山3勝、福島2勝とコーナー4つの小回り。まだ大箱コースでは結果が出ていない。そんな舞台の重賞戦線でも勝ち負けできるようになれば、楽しみは広がるか。ともあれ、アスクの今後にも注目しておきたい。

























