【北九州記念】梅雨前線の北上を味方に〝三度目の正直〟へと挑む8歳ヨシノイースター

公開日:2026年6月30日 14:00 更新日:2026年6月30日 14:01

6、7歳時に北九州記念は②②着

 8歳の夏。ベテラン・ヨシノイースターが悲願のタイトル取りに挑む。

 重賞チャレンジは過去11回。昨秋のGⅠスプリンターズSで⑤着があるように4度、掲示板に載っている。最も成績がいいのが、この小倉・北九州記念で、一昨年、昨年と出走して②②着と2年連続して連対した。

「2年前はピューロマジックの逃げにやられて、去年は18頭立ての大外枠。ロスなく、最高に上手に乗ってくれたけど、半馬身届かなかった」

 管理する中尾師は苦笑いしつつ振り返る。連続して半馬身差という惜敗でもあった。

 2年前の勝ち馬は3歳牝馬でハンデ53キロ。自身は57キロで、昨年は初オープンで55キロだったヤマニンアルリフラに対して58キロを背負っての連対でもあったから悲願のタイトルまであと一歩のところまできているのだ。

「田辺君もウチパクさんも〝下が緩い方が走りがいい〟と」(中尾調教師)

「前走の安土城Sも④着とはいえ、しっかりと伸びていたし、8歳で元気がなくなったというよりも、ベテランらしい、いい落ち着きが出てきた感じ。状態はいいからね。それに、前走で乗った田辺君もウチパクさん(内田騎手)も〝下が緩い方が走りがいい〟と言うんだ。硬い馬場にならなさそうなのはいいかな。年齢を考えてもそうチャンスも多くないし、何とかしたいね」

 天気予報をのぞけば、九州北部は梅雨前線の北上に伴い、水曜日は大雨マークがつき、そこからレースがある日曜日まで降水確率40~60%のぐずついた天気が続く。

 コンビを組む田辺は、左かかとのボルト除去手術明けとなった先週のラジオNIKKEI賞で勝ったばかり。鞍上の流れのよさから、天を味方につけ、遅咲きの〝三度目の正直〟となるか。8歳夏の初タイトル取りに注目したい。

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