雪が降るのは2月の東京開催時が相場だが、先週は大変だった。開催中止となった土曜東京8R以降の馬はカラ輸送。レースで走ることなくトレセンへと戻り、日曜京都、東京の遠征組は人馬ともに代替の火曜まで競馬場で3泊し、東京新聞杯の出走馬スタッフは「余分な着替えが1泊分しかなくて。初めての体験」と苦笑いしていた。
また、中止となった日曜小倉の障害組も当然、スライド。お手馬の多い障害騎手は、予定の組み直しに頭を抱えていた。開催に尽力された方々を含め、疲労が残る節となった。
【京都10R・飛鳥S】 淀では、4日後にまた競馬が行われる。水曜の雨で荒れて緩い芝となることは避けられないだろう。得手不得手が出そうだ。◎はバゴ産駒のミラージュナイト。
父は04年の凱旋門賞馬だが、初GⅠはその1年前のクリテリウム・アンテルナシオナル。不良馬場で6馬身差と千切り、その後、稍重GⅠを勝って3連勝した。ミラージュも血を受け継ぎ、やや頭の高い走りで力のいる馬場を苦にせず走る持続力タイプと出ている。
実際に、洋芝で稍重の札幌日刊スポーツ杯を一頭、馬なりで4角を回り、小雨で稍重の菊花賞でも外からよく伸びて鼻、首、首差で③着争いに加わっている。今週の京都向きの一頭だろう。
「前走(八坂S③着)は久々の影響がありました。昨年夏の札幌でも久々で発馬後につまずいたように、久々は心身のバランスがマッチしない。前走もゲートに寄り付かなかった」は辻野師だ。
使ってガス抜きができて、使えば確実に体が締まるタイプだから、本領発揮のたたき2戦目となる。
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

























