【アメリカJCC】父譲りの力む面を残しながらもショウヘイ重賞2勝目
公開日:2026年1月26日 14:00 更新日:2026年1月26日 14:00
4歳で制した大きな意味
先週もまた4歳馬が活躍――。中山のGⅡアメリカJCCは3番人気ショウヘイが勝利した。
逃げたアウスヴァールが果敢に運んだ前半5F58秒7の速い流れ。縦長となった難しい展開をショウヘイは離れた4番手で追走した。勝負どころからジワリと前をとらえ、レースの上がり3Fが36秒9も要する苦しい形だったが、坂を上がったところで先頭に立って押し切った。
勝ち時計の2分10秒8は冬場とは思えない、コースレコードに0秒7差の高速決着。地力が問われる厳しい展開を制したことで、あらためて最強4歳世代のダービー③着馬の存在を示した。
クロワデュノールが勝った昨年のダービーは②着だったマスカレードボールが天皇賞・秋を、⑥着馬ミュージアムマイルが有馬記念をV。それ以外にも⑫着カラマティアノスが中山金杯で勝利しており、その層の厚さは他世代を圧倒している。昨年秋から続く、明け4歳世代の快進撃はまだまだ止まらない。
さて、勝ったショウヘイ。縦長の展開でも道中は少し力むような場面があった。折り合いに苦労した三千メートルの菊花賞が⑭着、そして父サートゥルナーリアの現役時代がそうだったように、現状では距離が延びて良さそうなタイプではない。中距離型となれば、この先は大阪杯、宝塚記念あたりがターゲットとなっていくか。
ともあれ、4歳でこのアメリカJCCを制した馬は近30年で8頭しかおらず、年長馬が幅を利かせていた。4歳で勝利したのは98年メジロブライト(天皇賞・春)、99年スペシャルウィーク(ジャパンCなどGⅠ3勝)、07年マツリダゴッホ(有馬記念)、そして昨年のダノンデサイル(ドバイシーマクラシック)はこの勝利を足掛かりに、その年のGⅠ制覇へと勢いをつけていった。
ショウヘイにもこれまでの戦歴、この日の好内容を考えれば、その資格は十分にある。次戦以降も引き続き、注目だ。






















