勝羽太郎 情報ノート

【勝羽の日曜競馬コラム・フェアリーS】

公開日:2026年1月10日 17:00 更新日:2026年1月11日 11:08

 この日曜は26年のパドック初解説。気が付けば干支をひと回りし、13年目に突入する。京都の円形パドックを前に、足が震えていた初回はほろ苦くも懐かしい思い出だ。

 関西では、寺本章子さん、藤原美佳さん、芥田愛菜美さんが昨年をもって“卒業”された。パドックの先輩お2人には、解説のテンポ、言葉の使い方、カメラアングルでの間の取り方など、随分とご教授いただきました。明瞭なトーン、絶妙なリズム感で解説しやすい空間で、話すプロに手綱を握られていたのかなと思います。今があるのも皆さまのおかげです。お三方、お疲れさまでした。また競馬場でお会いしましょう。

【中山11R・フェアリーS】 レースから受けるセンスの良さはギリーズボール、ピエドゥラパンのエピファ産駒2頭が上位だが、ここはモーリス産駒のノーザンタイタンを買う。

 同馬には先天的な素質を感じる。秋東京のマイルでデビューして2番手からの抜け出し。前記ピエドゥを抑えて勝ち切ったが、その内容に魅力があるのだ。

 直線の走りをクローズアップすれば、手前を右、左と7回も替えているのだ。コーナーでの左手前から直線で右に移るのだが、そこから左右の歩数を表示すれば、右14、左2、右30、左7、右5、左4、右7完歩でゴールした。背腰の筋肉が未発達で起こる現象と思われるが、並の馬ならもたれて失速するパターン。それを先頭に立った残り2Fからポンポンと替えてもスピードが落ちずに11秒5―11秒6で走り切ったあたりにベースの体幹、背中のよさがある。評価できるデビュー勝ちなのだ。

 今週の調教VTRを見れば、同様に何度も手前を替えたが、ストライドが伸びる奇麗なフライングチェンジとなっていた。一段階上がったとみて重賞でも勝負したい。

【京都10R・新春S】 ◎ベラジオボンドの前走⑨着は、直線で手前を替えずに集中力を欠く走りでもあった。半年ぶりをたたいて気配上昇に加えて再ブリンカー着用の今回は、好調教で見せる潜在能力を出せていい。

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1月11日(日)中山競馬場

1月11日(日)京都競馬場

勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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