【日本テレビ盃】フォーエバーヤング快勝で今年も堂々とBCクラシックへ
公開日:2025年10月2日 14:00 更新日:2025年10月2日 14:17
同世代はもちろん、気になるのは現地の3歳の強豪
1日(水)の夜に船橋競馬場で行われた日本テレビ盃。〝Road to JBC〟であるJpnⅡだが、この馬にとっては「Road to BC」だった。単勝1・1倍の圧倒的な人気に応えたフォーエバーヤングである。
今回はデビュー以来、最高体重である551キロで登場。それは休み明けの余力残し、太め残りなどではなく、パワーアップした姿だった。
レースでは5番手につけて3角あたりから上昇。4角では完全に逃げた同厩舎のレヴォントゥレットに並びかけ、あとは突き放すだけ。次走のBCクラシックに向けていい前哨戦となった。
これで通算成績は〈9030〉に。③着は昨年のケンタッキーダービーにBCクラシック、そして今年のドバイワールドCだ。
昨年のBCクラシックではシエラレオーネ、フィアースネスに敗れた。
シエラレオーネは今年4戦して③②①②着。GⅠホイットニーSを制している。
一方のフィアースネスはホイットニーSでは⑤着だったが、次走のパシフィッククラシックを快勝。ともにBCクラシックに出走してきそう。
フォーエバーヤングも含めて、この3頭はいずれも充実の4歳となったが、3歳からは今年のケンタッキーダービー、ベルモントSに続いて、トラヴァーズSを圧勝した2冠馬ソヴリンティがいる。同期だけでなく、新しい勢力も出てきたBCクラシック路線。パワーアップしたフォーエバーヤングがどういうレースをするか。本番はちょうど1カ月後の11月1日である。