【京都大賞典】ドゥレッツァ陣営直撃
公開日:2025年9月30日 14:00 更新日:2025年9月30日 14:00
「始動戦としてはいい条件」(尾関師)
ドゥレッツァは一昨年の菊花賞を制してGⅠウイナーの仲間入り。古馬になってもジャパンCで②着(シンエンペラーと同着)と一線級で活躍している。今シーズンも初戦のドバイシーマクラシックで③着に。日本馬では勝ったダノンデサイルに次ぐ成績を収めたが、帰国後の宝塚記念で思わぬ敗戦を喫した。この秋こそは――。陣営も巻き返しに力が入る。
――前走⑨着を振り返ってください。
尾関調教師 いろいろ悪い要素が重なって結果を出せなかったけど、一番は(稍重)馬場かなと。もっといい状態で走れてどうなってたか……。
――その後は。
尾関師 そんなに反動もなかったし、最終的に秋に一戦してジャパンCというローテーションで。ただ、帰厩直前の最後の最後にツメを気にしたところがあり、そこだけ少しペースダウンして戻ってきました。
――こっち(美浦)での様子は。
尾関師 最初からいい動きという感じではなく、しまいの反応も含めて重い感じ。そのあたりも考えながら長めにやってみたりして、だいぶ上がってきたと思います。
――1週前はウッドで6F81秒9―37秒0、1F11秒7でした。
尾関師 気合乗りも物足りなさを感じて併せ馬でやってみようと。ギリギリ追いつくか、追いつかないかというくらいでもう少し動いてほしかったですね。ま、先週末も問題なさそうだったし、いいところなのでは。
――見通しを。
尾関師 菊花賞を勝ってるコースで二千四百メートルだし、馬場も良さそう。始動戦としてはいい条件だと思います。好レースができるような状態に持っていければ。