【セントウルS】調教マル得チェック①
公開日:2025年9月3日 14:00 更新日:2025年9月3日 15:15
ママコチャ A
5月の京王杯SC②着以来でも攻め過程は順調そのもの。前2週はコースで6F追いをこなして先週は1F11秒2。伸び脚は◎だった。もう強くやる必要はなく、今週は坂路単走で馬なり。それでも自然と4F52秒3の全体時計で、余裕たっぷりに1F12秒1の締めくくり。馬体の張りは休み明けでも十分すぎるほどで、太め感もなし。秋初戦としてはケチのつけようがない仕上げだ。池江師も「昨年はツメを痛め、春の京王杯SCを使えなかった。そこに比べると今年は順調。臨戦過程が違います。動きもいいですね。直線が短い阪神コースも合っていると思いますよ」と気配のよさを教えてくれた。
モズメイメイ B
先週は攻め駆けするタイプらしく、坂路4F50秒4とさすがの走り。今週は流した程度で4F52秒7、ラスト2F24秒2―12秒1をマークした。フットワークの軽さはこの馬本来のもので、高いレベルのデキをキープしている。
テイエムスパーダC
アイビスSD②着後も反動がなく、今週は坂路4F56秒1。全体時計は目立たないが、先週のCウッドで6F77秒6の猛時計をマークしているから問題はない。小椋師は「予定より少し遅くなりましたが、1週前にしっかりと追ったので十分です。いい状態で使えます。スタートの上手な松若騎手ですし、勝った時(2年前)のような競馬ができれば」と。
ショウナンザナドゥ C
5月のNHKマイルC⑯着以来となるが、先週の坂路では4F52秒2。そして今週は4F55秒0にとどめたが、開門から時間が経過した中で、脚取り自体には時計以上に軽さはあった。ひとたたきすればもう一段階、上がるようなイメージでも、態勢はできてきたか。松下師は「先週、しっかりと負荷をかけたので今週は馬なりで。最近、千六はちょっと長いかなという感じ。軽い走りでスピードはある馬なので千二を試してみます」と。