【NHKマイルC】アドマイヤズーム今回はGⅠ仕様の仕上げ
公開日:2025年5月7日 14:00 更新日:2025年5月7日 14:00
今年初戦のニュージーランドTでは②着。1番人気に応えることはできなかったが、大目標のここへ向けて中間は順調そのものだ。
レース翌週の金曜から乗り出しを開始して、2週前にはCウッドで6F83秒5。そして先週は併走追いでしっかり負荷をかけて6F80秒5。ラスト1Fが特に秀逸で10秒7! 文句なしの動きを見せていた。
もうそれだけ動いていれば直前は気配を確かめる程度でいい。今週は坂路で馬なり調整。それでも4F52秒9、ラスト2F24秒3―12秒0。開門から30分ほど経過した馬場で、この時計を楽々とマークしたように脚力が光る攻め内容だ。折り合いもついてフットワークに伸びがあり、キビキビしていたのもいい。さすがは友道厩舎。GⅠ仕様の仕上げと判断していいだろう。
○…友道師は「1週前のCウッド追いでは、馬場入りから落ち着いていたし、道中もしっかり折り合えた。しまいの反応も良く、いい追い切りができました」と中間を振り返った。「前走は休み明けでソロッと使った感じ。本来であれば、あそこからもうひと伸びがある馬ですからね。とはいえ、初めての関東遠征もクリアして、内容的には悪くなかった」と。けさの動きは「輸送があるので無理せず息を整える程度。調教後も落ち着いてリラックスしていて、いい雰囲気で終えられました」と納得の様子だった。