【天皇賞・春】調教マル得チェック①

公開日:2025年4月30日 14:00 更新日:2025年4月30日 14:00

ジャスティンパレス前走以上に動いてA評価

ジャスティンパレスA
 春の始動戦だった大阪杯は⑥着で掲示板を外したが、レコード決着を外から押し上げての0秒4差なら悲観した競馬ではない。そこから中3週。1週前は鮫島駿が騎乗して単走で6F82秒9―37秒6、1F11秒1。前走時はやや気負いを感じさせたが、いい意味でガス抜きができてゆとりをもった走りができていた。今週はCウッドで前走時と同様に泉谷(レースは鮫島駿)が騎乗して向正面の半マイルから馬なりで4F53秒2―37秒6、1F11秒2。リラックスしてフットワークも伸びていたのがいい。前走以上に動きやすくなっている感じで、追えばいくらでも加速しそうな余韻たっぷり。見栄えする馬体からも、満点の仕上がりと言っていい。

ピザンチンドリームA
 海外帰りの今回は4月8日に帰厩。10日に坂路4F56秒3で立ち上げると、先週はCウッドで6F81秒5、1F11秒5の好時計をマーク。今週は馬なりでもラスト1Fは11秒3と切れのある動きを見せた。坂口智調教師は「今週は時計が必要ないですからね。道中はリラックスして走れ、しまいも動いていました。AJCCの頃からグッと良くなり、前走は60㌔を背負い強い競馬をしてくれました。平坦な京都は合うので楽しみです」と期待を口にした。

マイネルエンペラーB
 GⅡ日経賞で初重賞勝ち後も在厩して調整。先週は水、土と僚馬シュヴァリエローズとCウッドで併せ馬のハードワークだ。ゴールまで鼻面を並べて集中力を持続させる調整を行ってきた。今週はCウッドで単走。吉村(レースは丹内)が騎乗して6F81秒5―36秒1、1F11秒3。ゴール前に気を抜かないよう促しつつ、気分良さそうに駆け抜けた。キビキビした動きで馬体に力強さもあり、高いレベルのデキで大一番出走となりそうだ。清水久師は「先週にしっかりやっているので、直前は単走で。ある程度、負荷はかけたかったので6Fから行って、しまいは反応させるように、との指示で。その通りに乗ってきてくれて、いい内容だったと思います。前走のダメージもなく、すぐ立ち上げられた。何も問題なく、ここまで過ごせています」。

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