【阪神11R・コーラルS】 ヤマニンウルスにとっては初のワンターン。ここ2戦が58・5キロで⑥⑩着だっただけに、斤量59キロも気になるところだ。
さらに、血統面でも不安材料がある。ジャスタウェイ産駒は阪神ダートで最多の31勝を挙げている。そのうち、千八が21勝。二千と千二が4勝ずつ。千四は〈21150〉で勝率、連対率、③着内率すべて最も悪い。特に2勝クラス以上は〈00010〉とさっぱり。
人気とてんびんにかけると、さすがに重い印は打ちづらい。ここは△評価にとどめる。
本命はモズミギカタアガリだ。前走バレンタインSは好位から直線もしぶとく脚を伸ばして0秒2差④着。昇級戦でメドの立つ走りを見せた。クラス2戦目、斤量1キロ減で前進あるのみ。
【中山11R・アネモネS】 このレースは2000年以降で、1戦1勝馬が〈03224〉と勝ち切れず。19年アイワナビリーヴ、20年バルトリが1番人気に推されたものの⑬⑦着。キャリア2戦目でペースの違いなどに戸惑うケースも多い。
今年はアルメントフーベル、トワイライトシティ、ホウオウショコラの3頭。印を打っても押さえ△まで。
◎ピコローズの菜の花賞②着は、中山マイルで不利な大外枠スタートだったから価値は高い。
入社13年目で普段は編集業務に携わりながら、時に外国馬取材のため競馬場へ通うことも。
競馬との出合いは小学3~4年生のころ、家族と中山競馬場に行ったのが運の尽き(?)。見事にドはまりして現在に至る。週末特別版にてコラム「人気馬を斬る」、関東ローカルでは本紙を担当しています。
記憶に残るレースは2008年の天皇賞・秋と10年のスプリンターズS。前者はウオッカ、ダイワスカーレットによる2センチ差の名勝負を現地で観戦できて今でもいい思い出に。一方、後者は水~金曜まで取材してきた香港馬ウルトラファンタジーに本命を打たず勝たれた悔しさから。
競馬以外では熱狂的な氷室京介ファン。この原稿も自宅でヒムロックを聴きながら書いているくらい、いまだに卒業できません。「ANGEL」や「KISS ME」、バラードなら……あ、スペースがなくなった。