日曜中山メインはＧⅡ弥生賞ディープインパクト記念。クラシック１冠目の皐月賞と同じ舞台で行われる重要なトライアルだ。

　ミュージアムマイルは未勝利、黄菊賞を連勝すると、朝日杯フューチュリティＳも②着に好走している。二千メートルにも実績があり、現時点では最有力だろう。

　オープン特別の若駒Ｓを勝ったのがジュタ。直線できっちり抜け出し、猛追するミッキーゴールドを振り切った。レース名となったディープインパクトもこの出世レースをステップに弥生賞→皐月賞へ。名馬に続くか。

　ヴィンセンシオは昨年１１月の葉牡丹賞でレコード勝ち。スケールの大きさや接戦をモノにした勝負根性も一級品だ。ルメールに手綱が戻り、３連勝を目指す。

　ナグルファルも侮れない。エリカ賞は２番手から危なげない運びで、４馬身差の圧勝だった。前記ヴィンセンシオと同じく２戦２勝で重賞に挑戦する。

　他にもコスモス賞を逃げ切ったアスクシュタイン、ホープフルＳ③着ファウストラーゼン、重賞で善戦を続けるクラウディアイなど。

　果たして、本番への切符を掴むのは――。